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平成10年 決算審査特別委員会(一般会計・特別会計)−12月07日-目次
平成10年 決算審査特別委員会(一般会計・特別会計)−12月07日-01号

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  1. 川崎市議会 1998-12-07
    平成10年 決算審査特別委員会(一般会計・特別会計)−12月07日-01号


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    平成10年 決算審査特別委員会(一般会計・特別会計)−12月07日-01号平成10年 決算審査特別委員会(一般会計・特別会計) 決算審査特別委員会日程(第1日) 平成10年12月7日(月)  午前10時 議  場   1 正副委員長の互選 2 議案の提案説明  (1)議案第120号 平成9年度川崎市一般会計歳入歳出決算認定について  (2)議案第121号 平成9年度川崎市競馬事業特別会計歳入歳出決算認定について  (3)議案第122号 平成9年度川崎市競輪事業特別会計歳入歳出決算認定について  (4)議案第123号 平成9年度川崎市中央卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について  (5)議案第124号 平成9年度川崎市農業共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  (6)議案第125号 平成9年度川崎市マイコンシティ事業特別会計歳入歳出決算認定について  (7)議案第126号 平成9年度川崎市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  (8)議案第127号 平成9年度川崎市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  (9)議案第128号 平成9年度川崎市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について
     (10)議案第129号 平成9年度川崎市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  (11)議案第130号 平成9年度川崎市公害健康被害補償事業特別会計歳入歳出決算認定について  (12)議案第131号 平成9年度川崎市老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について  (13)議案第132号 平成9年度川崎市港湾整備事業特別会計歳入歳出決算認定について  (14)議案第133号 平成9年度川崎市勤労者福祉共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  (15)議案第134号 平成9年度川崎市廃棄物海面埋立事業特別会計歳入歳出決算認定について  (16)議案第135号 平成9年度川崎市墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について  (17)議案第136号 平成9年度川崎市生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について  (18)議案第137号 平成9年度川崎市溝口駅北口地区市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について  (19)議案第138号 平成9年度川崎市公共用地先行取得等事業特別会計歳入歳出決算認定について  (20)議案第139号 平成9年度川崎市公債管理特別会計歳入歳出決算認定について 出席委員(56名)   委員長       上原國男      大島 保    飯塚双葉     宮原春夫    −−−−−−−−−−−−   副委員長      竹間幸一    欠席委員( 5名)    伊藤 弘     青山仁三      尾畑悦子   委員        栄居義則      佐藤洋子    稲本 驕@    立野千秋      佐藤光一    徳竹喜義     小川秀明      長瀬政義    山田賀世     志村 勝      小島恵一    飯塚正良     潮田智信    −−−−−−−−−−−−    吉沢酉友     雨笠裕治    後藤晶一     柏木雅章    岩崎善幸     矢沢博孝    中川 啓     中尾治夫    嶋崎嘉夫     原 修一    鏑木茂哉     小泉昭男    井田 肇     高  巖    市古映美     市村護郎    玉井信重     鈴木 叡    佐藤 忠     渡辺好雄    菅原敬子     増子利夫    本間悦雄     松島輝雄    平子瀧夫     深瀬浩由    小林貴美子    水科宗一郎    千葉美佐子    佐藤忠次    猪股美恵     近藤正美    森 宏一     小島一也    増渕榮一     小俣 博    坂本 茂     宮田良辰    笠原勝利     野村敏行 出席理事者                  出席事務局職員  助役     深瀬幹男            次長     小島 豊  助役     杉本 寛            庶務課長   橋良算  助役     納  宏            議事課長   松川欣起  収入役    木口 榮            調査課長   栗原誠市  総務局長   東山芳孝            議事係長   鈴木恒仁  総合企画局長 君嶋武胤            記録係長   八幡登一  財政局長   小川澄夫            議事課主査  安藤 勲  市民局長   飯村富子                   ほか関係職員  経済局長   舘 健三        −−−−−−−−−−−−−−−−  環境局長   瀧田 浩  健康福祉局長 蟹江徹也  まちづくり局長         井上裕幸  建設局長   松田 優  港湾局長   岡部三郎  教育長    小机 實  消防局長   中尾鐵雄  選挙管理委員会事務局長         立澤正己  監査事務局長 荒井和雄  人事委員会事務局長         真田大陸  代表監査委員 深瀬松雄  市民オンブズマン事務局長         中村英彦  監査委員   三原克己  監査委員   大場正信  監査委員   宮崎光雄         ほか関係理事者 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                 午前10時2分開会 ◎原修一 議長 ただいまから,平成9年度の一般会計及び特別会計の決算議案を審査する決算審査特別委員会を開会いたします。  直ちに △日程第1の正副委員長の互選を行います。お諮りいたします。互選の方法につきましては,本職から指名するということにいたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎原修一 議長 ご異議ないものと認めます。よって,本職から正副委員長をご指名申し上げます。  委員長に飯塚双葉委員,副委員長に伊藤弘委員のお2人をご指名いたします。お諮りいたします。ただいまのご指名にご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎原修一 議長 ご異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。お2人にごあいさつをお願いいたします。 ○飯塚双葉 委員長 ただいま皆さんのご賛同をいただきまして,決算審査特別委員会委員長に選出をいただきました飯塚双葉でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  申すまでもなく,本委員会は平成9年度の一般会計,特別会計の決算の審査を行います。大変厳しい経済情勢と言われる中で,市の事業がどのように進められているのか,市民生活にとってどのような影響が出ているのかと,大変市民の関心も高いところでございます。委員の皆様方の積極的なご審議を心からご期待を申し上げます。  幸い,副委員長にはお人柄がよくて学識も高いと地域からも定評のある伊藤弘委員に就任をしていただくことになりました。私も大変心強く思っております。正副委員長で力を合わせてこの審査を公平に民主的に運営を進めていきたい,そのように考えておりますので,皆様方のご協力を心からお願い申し上げまして,ごあいさつといたします。よろしくお願いをいたします。(拍手) ○伊藤弘 副委員長 ただいま皆様方よりご推薦いただきまして,決算審査特別委員会の副委員長を務めることになりました伊藤弘でございます。ご推薦,本当にありがとうございます。もとより,私は浅学非才でございますので,この大役は皆さん方のご協力のもとに務めさせていただきたいというふうに思っているところでございます。(「人柄がいいから大丈夫だ」と呼ぶ者あり)決算審査特別委員会は大変重要な委員会と思っております。また,先ほど委員長が言いましたように,市民の関心も高い委員会だというふうに思っております。私もそのような重要な委員会副委員長の任を与えられまして大変身が引き締まっているところでございます。  幸いに,委員長に本当に経験豊富な,また豊かな飯塚双葉委員長が就任されましたので,本当に心を強くいたしておるところでございます。いろいろと審議をしていただくわけでございますけれども,運営が円滑にいきますように,私も一生懸命これから努力いたしますので,皆様方の切なるご支援をよろしくお願いしたいと思います。終わります。どうもありがとうございました。(拍手) ◎原修一 議長 それでは,飯塚委員長と交代いたします。    〔議長退席,委員長着席〕 ○飯塚双葉 委員長 それでは,ただいまから日程に従い審査を進めたいと思いますが,その前にお諮りいたします。  本委員会の傍聴につきましては,これを許可したいと思いますが,ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○飯塚双葉 委員長 ご異議ないものと認めます。よって,本委員会の傍聴は許可することに決定いたしました。  それでは,日程に従いまして審査を進めます。日程第2の各案件を一括して議題といたします。直ちに決算内容の説明を理事者にお願いいたします。 ◎小川澄夫 財政局長 それでは,議案第120号から第139号までの平成9年度川崎市一般会計並びに特別会計の決算につきましてご説明申し上げます。  説明に当たりましては,お手元に配付してございます提案説明順序表に従いまして,一般会計につきましては私から,特別会計につきましてはそれぞれの担当局長から順次ご説明申し上げます。なお,提案説明に当たりましては,本来ならば平成9年度川崎市各会計歳入歳出決算書,平成9年度川崎市一般会計歳入歳出決算事項別明細書及び平成9年度川崎市特別会計歳入歳出決算事項別明細書によりまして説明すべきところでございますが,平成9年度主要施策の成果説明書に歳入歳出決算に係る主な内容を記載してございますので,便宜上,各会計ともこの決算書によりご説明申し上げますので,あらかじめご了承いただきたいと存じます。  それでは,主要施策の成果説明書の8ページをお開きいただきたいと存じます。  初めに,総括表でございます。この表は各会計ごとに記載してございます決算調書を一覧にしたものでございますので,後ほどごらんいただきたいと存じます。  それでは,議案第120号,一般会計の歳入歳出決算の内容について説明いたしますので,10ページをお開き願います。  まず,1の決算調書でございますが,歳入歳出予算額5,299億7,358万8,601円に対しまして,歳入決算額は5,100億7,197万3,180円,歳出決算額は5,054億9,433万6,890円で,歳入歳出差引残額は45億7,763万6,290円でございます。  なお,ここには記載してございませんが,翌年度へ事業を繰り越したことによる繰越財源が35億7,003万1,017円ございますので,これを差し引いた実質収支差額は10億760万5,273円となります。このうち,地方自治法第233条の2のただし書きの規定によりまして,財政調整基金へ5億1,000万円を繰り入れましたので,4億9,760万5,273円が平成10年度へ繰り越されるものでございます。なお,別冊の平成9年度川崎市一般会計歳入歳出決算事項別明細書の496ページに実質収支に関する調書がございますので,後ほどご参照いただきたいと存じます。
     次に,2の款別決算調書でございますが,主な内容につきまして説明いたしますので,14ページをお開き願います。説明に当たりましては,歳入については主な款ごとに予算現額と決算額との比較を中心に,また歳出につきましては主な事務事業の内容を中心にご説明申し上げます。  それでは,まず歳入決算の内容でございますが,1款市税は,収入済額2,853億1,972万3,396円で,予算現額に対し13億4,915万3,396円の増となっておりますが,これは主として法人市民税における企業収益の増加及び事業所税における新増設分の増加によるものでございます。  2款地方譲与税は,収入済額50億9,173万8,246円で,予算現額に対し1億4,571万2,246円の増となっておりますが,これは主として消費譲与税の増によるものです。  3款利子割交付金は,収入済額19億3,085万5,000円で,予算現額に対し3億8,705万3,000円の減となっておりますが,これは交付原資の減少によるもの。  4款地方消費税交付金は,収入済額27億162万円で,予算現額に対し6,879万6,000円の増となっておりますが,これは交付原資の増加によるもの。  6款特別地方消費税交付金は,収入済額1億9,799万7,000円で,予算現額に対し974万9,000円の減となっておりますが,これは交付原資の減少によるもの。  7款自動車取得税交付金は,収入済額49億4,119万5,984円で,予算現額に対し2億1,758万3,016円の減となっておりますが,これは交付原資の減少によるものでございます。  8款軽油引取税交付金は,収入済額59億6,719万4,429円で,予算現額に対し2億8,259万571円の減となっておりますが,これは交付原資の減少によるもの。  9款地方交付税は,収入済額41億9,920万2,000円で,予算現額に対し1億3,304万4,000円の増となっておりますが,これは特別交付税の増によるもの。  10款交通安全対策特別交付金は,収入済額5億9,386万6,000円で,予算現額に対し1,539万7,000円の減となっておりますが,これは交付原資の減少によるものでございます。  11款分担金及び負担金は,収入済額83億8,916万367円で,予算現額に対し5億7,880万9,133円の減となっておりますが,これは主として公害健康被害補償費負担金の減によるもの。  右のページ,12款使用料及び手数料は,収入済額140億472万9,534円で,予算現額に対し5億3,279万3,466円の減となっておりますが,これは主として市営住宅使用料,高等学校授業料及びし尿処理手数料の減によるもの。  13款国庫支出金は,収入済額439億8,197万5,867円で,予算現額に対し25億6,016万9,133円の減となっておりますが,これは主として道路橋梁費,街路事業費,河川水路費及び公営住宅整備事業費の国庫補助認承減などによるもの。  14款県支出金は,収入済額59億2,090万1,175円で,予算現額に対し2億4,430万6,825円の減となっておりますが,これは主として河川水路費補助の認承減などによるものでございます。  15款財産収入は,収入済額69億1,208万12円で,予算現額に対し18億2,772万2,988円の減となっておりますが,これは主として不動産売払収入の減によるもの。  17款繰入金は,収入済額117億1,155万9,600円で,予算現額に対し50億5,794万400円の減となっておりますが,これは主として財政調整基金繰入金で,基金の取り崩し額の減によるもの。  19款諸収入は,収入済額485億6,337万7,027円で,予算現額に対し61億3,913万6,973円の減となっておりますが,これは主として貸付金元利収入で,信用保証協会及び住宅供給公社への貸付金の減によるもの。  20款市債は,収入済額559億8,000万円で,予算現額に対し36億4,700万円の減となっておりますが,これは主として溝口駅北口地区再開発関連道路整備事業債で,用地取得の一部未執行及び公営住宅整備事業債等の認承減によるものでございます。  次に,歳出の内容についてご説明申し上げますので,16ページをお願いします。  初めに,1款議会費でございますが,支出済額は18億6,122万5,963円で,予算現額に対し不用額が2,754万7,037円となっております。事業等の主な内容でございますが,議会広報事業で「議会かわさき」を4回発行し,予算議会等のテレビ放送を実施するとともに,ホームページを開設したものでございます。なお,不用額の主なものは,費用弁償等旅費が見込みを下回ったものでございます。  次に,18ページでございますが,2款総務費は,支出済額581億5,506万6,152円で,予算現額に対し不用額が13億6,496万1,848円となっております。事業等の主な内容ですが,1の行財政システムの改革・推進は,行財政システム改革の推進に向けた実施計画に基づき,組織機構の再編整備,職員配置の適正化を進めるとともに,事務事業や出資法人の見直しなどを実施し,改革の着実な推進を図り,また新たに財政問題検討委員会を設置し,平成10年度予算に向けた中間報告を取りまとめ,財政構造改革への第一歩となる平成10年度予算を編成したところでございます。  2の避難所地域要員実践研修の実施は,避難所地域要員となります職員を対象に防災啓発,救急応急手当て訓練避難所運営シミュレーションなどの実践研修を行い,3のマルチメディア技術を活用した情報の発信及び情報通信基盤整備の推進では,新たに各区のホームページを開設し,また川崎市地域情報通信基盤整備計画を策定するとともに,区役所等の通信基盤の整備を図っております。  4の統合的な情報公開制度の推進では,会議公開制度の試行を開始するなど制度の推進を図り,右のページでございます,5の企画調整事業の推進では,新エネルギービジョンに基づき,自然エネルギーの活用などの普及を促進するとともに,多摩川エコミュージアム構想に基づく快適なまちづくりを推進するための調査を実施しております。また,情報通信基盤整備に関する調査や情報化推進の核となる人材の育成研修,さらに内陸部工業系用途地域の土地利用状況を調査するとともに,市民参加のあり方を評価する判定モデルなどの検討を行い,また地方自治法施行50周年記念事業として,介護保険制度の運用に関する国際シンポジウムを開催いたしております。  6の臨海部整備事業の推進は,臨海部再編整備の基本方針に基づき,臨海都市拠点地区の整備に向けた調査を,また富士見周辺地区の整備に向けて,富士見公園内の市民利用施設の整備方向等についての調査を実施し,さらに東京湾アクアライン完成記念イベントや浮島地区整備に係る余熱利用及び緑化計画調査を行っております。なお,不用額の主なものは,職員給与費が見込みを下回ったものでございます。  次に,22ページへ参りまして,3款市民費でございますが,支出済額146億9,398万595円,翌年度繰越額2,042万円で,予算現額に対し不用額が3億2,732万7,405円となっております。事業等の主な内容ですが,1の市民活動支援事業の実施は,市民活動保険事業を,2のハロー・ウィメンズ事業は,女性のさまざまな悩みについて相談を受ける事業を実施し,3の児童と芸術家の文化創造交流事業の実施は,子供たちと芸術家が共同制作した芸術作品による文化的な空間を創出する事業を,4の青少年環境浄化推進事業の実施は,キャンペーン活動や啓発活動等を行ったものでございます。  右のページ5の公共施設利用予約システムの開発は,市民サービスの向上と事務処理の効率化を目的とした開発を行い,6の平和事業の推進は,平和館で親子で来て・見て・考える平和推進事業を実施したもの。7の行政サービスコーナーの整備は,溝口に市内3ヵ所目を開設したものでございます。なお,不用額の主なものは,公共施設利用予約システム開発経費で契約差金でございます。  次に,34ページへ参りまして,4款健康福祉費でございます。支出済額988億1,802万2,382円,翌年度繰越額6,885万7,000円で,予算現額に対し不用額が20億4,507万8,618円となっております。事業等の主な内容でございますが,1の地域福祉システムの構築は,24時間対応巡回ホームヘルプモデル事業の拡充やチーム運営方式の新たな導入等によりホームヘルプサービス事業の充実を図り,さらに市民総ホームヘルパー大作戦を引き続き実施するとともに,財団法人川崎市在宅福祉公社を設立したものでございます。また,デイサービス施設在宅介護支援センターを増設し,新たに巡回デイサービス事業を実施したほか,既存のサービスを一体的,効率的に提供する在宅支援トータルサービス・ケアプランの作成事業を実施し,さらに福祉のまちづくり条例の制定や痴呆性老人グループホームの調査研究を行っております。2の高齢者,障害者,こどもたちの福祉の充実は,まず高齢者の福祉では,宮前区内特別養護老人ホームの設計補助や川崎区内特別養護老人ホーム,宮前,麻生区内老人保健施設及び川崎区内高齢者在宅複合型施設の建設費補助を,また幸,高津区内特別養護老人ホームの設計のほか,中原区内特別養護老人ホームの建設等を行うとともに,聴覚障害者情報提供施設と合築の中原区内老人いこいの家の設計やかわさき総合ケアセンターデイサービス部門の建設を推進いたしております。さらに,外国人高齢者福祉手当を増額し,障害者の福祉では,外国人心身障害者福祉手当の増額や障害者地域作業所及び精神薄弱者生活ホームへの助成事業の拡充,宮前区内精神薄弱者通所更生施設の設計補助を行っております。  こどもたちの福祉では,地域保育園や児童ファミリーグループホームの運営費補助を,また新たに乳児保育事業や公立保育園での延長保育事業を実施するとともに,多機能型保育所の整備費補助,さらに児童育成計画の策定作業を行ったところでございます。  右のページ3の健康づくりと地域医療の充実でございますが,市民の健康づくりの一環として健康都市宣言を行っております。母子保健対策としては,乳幼児や妊婦の健康診査等のほか,B型肝炎の母子感染防止対策事業,健全母性の育成事業,乳幼児虐待予防事業を実施し,成人保健対策としては,40歳以上の市民を対象とした基本健康診査を初め,機能訓練や訪問指導事業等のほか,新たに大腸がん集団検診を,さらに40歳,50歳を対象に基本健康診査と各がん検診及び歯周疾患検診等を同時に実施する節目健診を行っております。また,新たにエイズボランティア活動センターを整備し,精神障害者対策としてバス乗車券交付事業福祉的就労協力事業所援助事業などを実施しております。看護婦確保対策としては,看護婦等修学資金の貸し付けや民間看護婦等養成施設,ナーシングセンターの運営費補助等を行い,そのほか県からの権限移譲による医務・薬務事業体制の整備や休日・夜間急患診療対策事業及び救急医療情報システム事業を,さらに災害時の飲料水確保として井戸等の水質検査等を,また仮称南部葬祭場の整備調査事業を行ったところでございます。公害健康被害者対策としては,公害病被認定者への補償給付や公害保健福祉事業のほか,新たに小児ぜんそく児を対象にあおぞらウェルネス事業を実施しております。なお,不用額の主なものは,老人医療費,成人保健対策費及び公害健康被害補償費で見込みを下回ったことなどによるものでございます。  次に,74ページに参りまして,5款環境費は支出済額322億6,066万321円,翌年度繰越額4,681万5,000円で,予算現額に対し不用額が6億4,157万6,679円となっております。事業等の主な内容でございますが,1の環境保全対策では,地域環境リーダーの育成,環境フェアなどを実施するとともに,地球環境保全行動計画の策定に着手し,またグランドワーク推進計画調査を行い,2の緑の回復育成では,緑化基金を積み立てし,民有地緑化を推進したほか,各種行事を実施するなど緑化の普及啓発に努め,さらに公共緑化を展開したところでございます。  3の緑の都市景観づくりは,花の街かど景観事業,花の街かどコンクールを行うとともに,遊休地の暫定的な緑化への取り組みを,4の自然環境の保全は,橘及び野川緑地保全地区の用地取得を,5の公園緑地の整備拡充では,王禅寺ふるさと公園ほか11ヵ所の公園緑地の整備を行うとともに,神木本町4丁目公園ほか7ヵ所の用地を取得しております。  6の公害の規制及び監視・指導は,法令等に基づき,大気,水質,騒音振動等の規制,監視・指導を行い,右のページ7の環境汚染物質の調査研究では,環境汚染のおそれのある化学物質等の調査研究及び事業者の指導を行い,8の自動車公害対策では,低公害車の導入やアイドリングストップの推進等を,9の廃棄物の減量化,再資源化の推進は,資源物の日の分別収集対象地域を市域の40%に拡大し,また回収実施団体への奨励金の交付等,資源集団回収の促進を図ったほか,生ごみコンポスト化容器購入費の一部を助成しております。  10の浮島2期廃棄物埋立地の建設は,焼却灰等の安定的な処分を図るため建設に着手し,11は南部リサイクルセンターの竣工,12の仮称リサイクルパークあさおは,地盤解析等の調査を実施しております。なお,不用額の主なものは,緑地保全地区等用地取得で国庫補助認承減に伴うもの,公害防止資金貸付金で貸付件数が見込みを下回ったものでございます。  次に,84ページへ参りまして,6款経済費でございます。支出済額202億5,323万1,717円で,予算現額に対し不用額が28億3,094万8,283円となっております。事業等の主な内容ですが,1の産業政策で本市経済の活性化を図るため,かわさき21産業戦略を策定するとともに,ニューメディアプラザの運営及びスマートバレー公社との交流促進を図り,またKSP科学と芸術の融合展を開催したほか,KSPネットワークサロンの開設や通信,放送機構川崎リサーチセンターの活動に対して支援を行っております。  2の商業,観光振興では,中小企業団体の共同施設事業や商店街近代化のための街づくり事業,商店街イベント事業等に指導助成を行い,またFANTASYかわさきインナイト'97の実施や水上バス運航事業化に向けてテスト船運航調査を実施するとともに,緊急時の物資運搬等の機能を兼ねた川崎発着場の護岸築造工事が完成しております。  3の工業振興では,テクノトランスファー'97inかわさきなどを開催したほか,瀋陽市からの技術研修生の受け入れや中小工場の操業環境の維持・保全を図るための産業立地適正化ビジョン及び環境調和型まちづくりを目指した基本構想を作成するとともに,ものづくり活性化事業を実施したところでございます。  右のページ4の中小企業の振興では,中小企業活動への支援を行うため,中小企業イキイキ大作戦として各種事業の推進を,また中小企業診断指導事業としては,商店,工場の個別経営診断及び商店街診断等のほか,経営に関する相談指導ややさしい商店街づくり事業等を実施し,中小企業金融の円滑化としては,企業経営に必要な資金の融資を引き続き行うとともに,新たに開業時に必要な資金を融資する創業支援資金制度を創設しております。  5の都市農業では,施設園芸や市内産野菜の市場出荷,多摩川ナシの保存,奨励などを実施するとともに,市民農園等の管理運営などを行い,6の農業振興地域整備では,黒川上等の農業振興地域で土地改良区等が実施する農業生産団地の整備改善事業に対する指導助成や農業集落における生活環境の整備を行い,また同地域で農業公園づくりを推進したところでございます。なお,不用額の主なものは,中小企業融資事業費で申し込みが見込みを下回ったものでございます。  次に,92ページへ参りまして,7款建設費は支出済額416億4,339万6,238円,翌年度繰越額36億9,478万8,787円で,予算現額に対し不用額が14億1,012万5,836円となっております。事業等の主な内容でございますが,1の急傾斜地崩壊対策で,市内の危険地域12ヵ所の防護工事を県とともに実施し,2の建設発生土対策では,公共事業発生土砂の処理計画策定等のほか,土質改良プラントにおいて発生土砂の再利用を図り,3の私道舗装の助成では,舗装新設工事等を行う市民に助成を行い,4の道路の補修は,市内一円の舗装道,歩道,側溝等の補修工事や道路の清掃等を実施し,5の交通安全施設の整備は,歩道整備,交差点改良等を行っております。  6の道路の改良及び舗装は,生活道路の整備,川崎府中線等の主要幹線道路の整備及びモール化事業等を実施し,右のページ7の橋梁架設改良及び補修は,大師橋,丸子橋,多摩水道橋等の改良事業及び岡上跨線橋等の維持補修工事等を行い,8の自転車対策では,放置自転車やミニバイクの撤去等及び自転車等駐車場の整備を行ったものでございます。  9の都市計画道路等の整備では,尻手黒川線,東京丸子横浜線等の改良事業を,10の連続立体交差事業の推進では,京浜急行大師線の連続立体交差事業に必要な用地の取得や詳細設計等の実施をいたしております。  11の広域道路対策は,川崎縦貫道路建設に係る整備計画等の調査検討を,12の河川水路の整備では,五反田川等の改修及び維持補修を行ったものでございます。なお,不用額の主なものは,街路事業費及び河川改修事業費で一部事業が未執行となったことなどによるものでございます。  次に,104ページへ参りまして,8款港湾費は支出済額132億773万1,603円で,予算現額に対し不用額が3億5,353万8,397円となっております。事業等の主な内容でございますが,1のポートセールスの推進は,川崎港の利用促進のため海外でのポートセールス活動等を行い,2の友好港との交流では,ダナン港との友好港提携に基づき,技術研修指導を行うなど交流を深め,3の港湾施設の整備は,緑道緑化事業,川崎航路南防波堤の築造を進めるとともに,港湾施設改修として海底トンネル関連施設や護岸改良工事等を実施しております。  右のページ4の国直轄工事負担金は,東扇島地区の泊地が整備されるとともに,防波堤の築造を進め,5の浮島2期の埋め立てでは,引き続き護岸の築造工事等を実施したものでございます。なお,不用額の主なものは,港湾改良事業費及び浮島2期埋立事業で工事費が見込みを下回ったことなどによるものでございます。  次に,108ページへ参りまして,9款まちづくり費は支出済額266億4,021万9,337円,翌年度繰越額19億8,355万1,000円で,予算現額に対し不用額が37億6,417万3,403円となっております。事業等の主な内容ですが,1の公共交通機関の整備で,縦貫高速鉄道の事業化準備調査や都心部機能強化線計画及び次期運輸政策審議会の答申に向けた調査等を行うとともに,鉄道整備事業基金の積み立てを行い,2の土地区画整理組合の事業指導では,五力田土地区画整理組合に対し事務費の補助を,向原及び塔の越土地区画整理組合には事業費補助を行っております。  3の都市拠点整備の推進では,鹿島田駅西地区再開発事業について都市計画決定のための調査等を,溝口駅北口地区再開発関連道路等整備事業は都市計画道路小杉菅線,二子溝口線の用地測量及び用地取得を,川崎駅北口地区は第2街区再開発事業で川崎第2ビル建てかえ計画案作成等を,第3西街区では,都市計画決定及び再開発組合を設立しております。  川崎駅西口地区再開発事業については,基本設計費用の一部を助成し,小杉駅南口地区再開発事業は準備組合の組織化及び事業計画案の検討を,また柿生駅東口地区再開発事業は都市計画決定に向けての調査を,登戸地区土地区画整理事業は仮換地指定を一部の地区について実施し,また一部建物について移転補償を行うとともに,道路築造等の工事を行っております。  新川崎地区都市拠点総合整備事業は土地区画整理事業の地元説明と事業推進のための調査を,川崎駅西口地区住宅市街地総合整備事業については,従前居住者用賃貸住宅が完成したほか,事業化に向けた調査及び大宮町9番地地区の事業施行者に対し費用の一部を助成したところでございます。  溝口駅南北自由通路整備事業は建築工事を行い,東京湾横断道路高速バス関連整備事業は浮島バスターミナル等の整備を,4の既存建築物の安全確保では,既存建築物防災対策事業で川崎区内及び幸区内の通学路沿いの落下物とブロック塀の実態調査を行い,また木造住宅の耐震診断費用の一部を助成し,耐震改修補強事業は補強金物の支給を実施したものでございます。  5の住宅資金の融資では,住宅資金及び住宅修繕等資金の貸し付けを行い,6の魅力ある都市景観形成の推進では,たちばな通地区を都市景観形成地区に指定し,方針,基準の策定を行い,また大規模建築物等景観形成ガイドライン及び臨海部色彩ガイドラインに基づき都市景観形成を推進したもの,7の優良建築物等の整備では,施行者に対し事業に要する費用の一部を助成しております。  8の密集住宅市街地の整備では,川崎区小田2,3丁目において,木造賃貸住宅から居住水準の高い良質な賃貸住宅への建てかえ事業に要する費用の一部を助成し,また小田3丁目地区で官民境界確認のための測量を行っております。  9の公営住宅の建設では,第1種住宅の2団地161戸,第2種住宅の2団地126戸,公営住宅の3団地374戸,合計で661戸の新築工事を行い,このうち第1種住宅が1団地64戸,第2種住宅は1団地81戸の合計145戸が竣工し,また借上公営住宅2団地34戸も完成しております。  10の特定公共賃貸住宅の建設では,一般住戸1団地25戸,ライフサポートアドバイザー用住戸3団地5戸の新築工事を行い,このうち1団地2戸が竣工しております。  11の特定優良賃貸住宅事業の補助は,入居者への家賃助成と建設者及び管理受託者に対して事業費用の助成を行ったものでございます。なお,不用額の主なものは,駐車場建設資金等の貸付金で融資申込者がなかったこと,溝口駅北口地区再開発関連道路整備事業費で用地取得の一部が未執行となったこと,住宅資金貸付金で融資申し込みが見込みを下回ったこと及び公営住宅建設事業で工事等の一部が未執行となったことによるものでございます。  次に,122ページへ参りまして,10款消防費でございます。支出済額181億1,701万2,179円で,予算現額に対し不用額が1億5,719万4,821円となっております。事業等の主な内容でございますが,1の災害予防及び広報活動で,婦人消防隊等への助成を初め,火災予防広報活動と消防訓練など消防防災意識の普及啓発活動を実施し,2の消防力の強化では,消防局新総合庁舎の実施設計等のほか,庁舎等施設の整備,消防車両を増強,更新し,消防体制の充実強化を図るとともに,大地震発生時等の防災体制の整備を図るため,耐震性貯水槽の増設及び民間施設活用による消防水利施設の整備などを行い,3の救助,救急力の強化では,救急救命士の養成,救命情報システムの運営のほか,高規格救急自動車等の整備を図っております。なお,不用額の主なものは,職員給与費及び消防施設整備事業費が見込みを下回ったものでございます。  次に,128ページへ参りまして,11款教育費は,支出済額421億1,391万9,756円,翌年度繰越額1億899万円で,予算現額に対し不用額が9億6,405万3,244円となっております。事業等の主な内容ですが,1の学校教育では,地域の実態に応じた総合的教育活動の展開を初め,教職員の各種研修及び総合教育センターにおける教育相談,教材開発研究,さらに新学習指導要領の趣旨に沿った指導資料の作成等を行い,また今日的な諸課題に対応するため,スクールカウンセラーの配置や教育相談員の増員などを行ったほか,民族文化講師を学校へ派遣しております。施設面では,小中学校の改築,防災機能の強化など施設の整備拡充を図り,橘高校の改築にも着手しております。  2の社会教育では,生涯学習推進体制の整備,かわさき市民アカデミーや各種学級,講座を開設し,また子供たちの自立を支援するため川崎子ども・夢・共和国事業の実施など子供たちの意見交換の場等を拡充しております。さらに,地域日本語教育振興事業等を実施したほか,地域教育会議を全中学校区・行政区に設置し,施設面では,高津市民館を溝口駅北口再開発ビル内に移設し,開館したところでございます。  3の歴史と文化では,保護助成金の交付,指定文化財の現地特別公開など文化財の保護,啓発に努めるとともに,市民ミュージアムの運営を行ったほか,仮称岡本太郎美術館の建設を進め,青少年科学館の改築基本構想を策定しております。  4の余暇とスポーツでは,各種スポーツ教室,市民体育大会,市民マラソン大会などを開催し,また学校施設の開放を行い,施設面では高津スポーツセンターを開館するとともに,宮前区のスポーツセンター建設基本設計及び環境影響評価を行い,さらに第53回国民体育大会の準備やリハーサル大会の実施,競技施設となる川崎球場,等々力野球場の改修工事を行ったところでございます。なお,不用額の主なものは,職員給与費及び義務教育施設整備事業費で防災対策整備費が見込みを下回ったものでございます。  次に,142ページへ参りまして,12款災害対策費は,支出済額6億7,090万8,884円で,予算現額に対し不用額が2,968万5,116円となっております。事業等の主な内容ですが,防災対策事業では,阪神・淡路大震災を教訓に,市民,企業,行政が一体となった災害に強い安全な都市づくりのため防災ネットワーク事業を実施するとともに,備蓄計画を見直し,また地域防災拠点に地区移動携帯無線機を配置するとともに,避難所を中心に同報系屋外受信機を整備いたしたところでございます。なお,不用額の主なものは,避難場所標識の整備経費が見込みを下回ったものでございます。  次に,144ページへ参りまして,13款公債費でございます。支出済額557億4,908万7,016円で,予算現額に対し不用額が2億8,520万4,984円となっております。支出の主な内容でございますが,市債の元利償還金で,不用額の主なものは,一時借入金利子で金利の低下によるものでございます。  次に,146ページへ参りまして,14款諸支出金は支出済額813億987万4,747円で,予算現額に対し不用額が40億491万3,253円となっております。この主な内容でございますが,中央卸売市場事業会計など12特別会計及び病院事業会計など4企業会計に対する繰出金と,川崎市住宅供給公社及び川崎市まちづくり公社に対する貸付金でございます。不用額の主なものでございますが,下水道事業会計繰出金で雨水処理負担金が見込みを下回ったことなどによるもの及び川崎市住宅供給公社への貸付金の減によるものでございます。  以上で一般会計決算の説明を終わらせていただきまして,次に,財政局関係の特別会計の決算につきましてご説明申し上げます。266ページをお開きいただきたいと存じます。  議案第139号,公債管理特別会計でございます。まず,1)の決算調書でございますが,歳入歳出予算額1,462億5,805万9,000円に対しまして,決算額は歳入歳出とも同額の1,427億5,039万765円となっております。  次に,2)の款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,269ページをお開き願います。  まず,歳入決算の内容でございますが,1款財産収入は,収入済額1億2,042万3,388円で,予算現額に対し9,410万8,612円の減となっておりますが,これは金利の変動に伴い減債基金の利子収入が減となったものでございます。2款繰入金は,収入済額1,426億2,996万7,377円で,予算現額に対し34億1,355万8,623円の減となっておりますが,これは各会計からの繰入金が減となったものでございます。  歳出決算の内容につきましては,次の270ページでございますが,公債管理特別会計の支出済額は1,427億5,039万765円で,予算現額に対し不用額は35億766万8,235円となっております。主な内容といたしましては,各会計の市債の元金利子の償還及び減債基金積立金でございます。なお,不用額の主なものは,減債基金積立金で他会計からの繰入金が見込みを下回ったことなどによるものでございます。  以上で財政局関係の決算の説明を終わらせていただきます。 ◎舘健三 経済局長 経済局関係の特別会計決算につきましてご説明申し上げますので,148ページをお開き願いたいと存じます。  初めに,議案第121号,競馬事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額167億8,822万1,000円に対しまして,決算額は歳入歳出同額の159億4,432万3,699円となっております。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,151ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款競馬事業収入は,収入済額158億4,197万9,575円で,予算現額に対しまして6億2,623万1,425円の減となっております。これは主として勝馬投票券売上金が当初見込みを下回ったことによるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明を申し上げますので,152ページをお開き願いたいと存じます。  競馬事業特別会計の支出済額は159億4,432万3,699円で,予算現額に対しまして不用額が8億4,389万7,301円となっております。次に,執行の主な内容でございますが,競馬開催に伴う運営費でございます。なお,市営競馬は年間5回,延べ25日を開催し,入場者は33万2,684人で,売上金は154億9,008万1,200円でございます。  以上をもちまして,競馬事業特別会計の決算説明を終わらせていただきます。  次に,154ページをお開き願いたいと存じます。  議案第122号,競輪事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額385億5,672万5,000円に対しまして,歳入決算額は309億9,596万6,063円,歳出決算額は299億7,535万7,538円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は10億2,060万8,525円となっております。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,157ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款競輪事業収入は,収入済額292億5,984万9,307円で,予算現額に対しまして75億6,075万9,693円の減となっております。これは主として車券売上金が当初見込みを下回ったことによるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明を申し上げますので,158ページをお開き願いたいと存じます。  競輪事業特別会計の支出済額は299億7,535万7,538円で,予算現額に対しまして不用額が85億8,136万7,462円となっております。次に,執行の主な内容でございますが,競輪開催に伴う運営費等でございます。なお,市営競輪は年間8回,延べ48日を開催し,入場者は62万4,510人で,売上金は282億4,533万9,200円でございます。  以上をもちまして,競輪事業特別会計の決算説明を終わらせていただきます。  次に,160ページをお開き願いたいと存じます。  議案第123号,中央卸売市場事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額43億7,140万円に対しまして,歳入決算額は40億8,038万3,923円,歳出決算額は40億6,859万1,923円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は1,179万2,000円となっております。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明を申し上げますので,163ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款使用料及び手数料は,収入済額10億8,275万9,954円で,予算現額に対しまして4,236万8,046円の減となっております。これは主として市場使用料が減となったことによるものでございます。4款繰入金は,収入済額16億2,003万4,956円で,予算現額に対しまして7,607万2,044円の減となっております。これは一般会計からの繰入金が減となったことによるものでございます。6款諸収入は,収入済額3億2,555万687円で,予算現額に対しまして2,227万313円の減となっております。これは主として電気,水道料金納付金が減となったことによるものでございます。7款市債は,収入済額10億1,400万円で,予算現額に対しまして8,700万円の減となっております。これは施設整備事業債の一部を翌年度に繰り越したことにより,減となったものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明を申し上げますので,164ページをお開き願いたいと存じます。  中央卸売市場事業特別会計の支出済額は40億6,859万1,923円で,予算現額に対しまして不用額が1億4,045万1,077円となっております。次に,執行の主な内容でございますが,生鮮食料品等の安定供給及び流通の円滑化と市場の活性化を図るため,北部市場では水産買荷保管積込所の照明設置工事及び冷蔵庫棟のエレベーター改修工事等を行い,南部市場では水産卸売場新設工事及び水産冷凍冷蔵庫改築工事等を行ったものでございます。次に,不用額の主なものでございますが,中央卸売市場事業費における運営費の減によるものでございます。  以上をもちまして,中央卸売市場事業特別会計の決算説明を終わらせていただきます。  次に,168ページをお開き願いたいと存じます。  議案第124号,農業共済事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額5,719万8,000円に対しまして,歳入決算額は4,119万5,076円,歳出決算額は3,522万6,032円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は596万9,044円となっております。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明を申し上げますので,171ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款共済掛金及び交付金は,収入済額94万3,365円で,予算現額に対しまして85万635円の減となっております。これは主として園芸施設共済掛金で,園芸施設の引き受けが減となったことによるものでございます。2款保険金は,収入済額161万5,906円で,予算現額に対しまして138万9,094円の減となっております。これは主として園芸施設共済にかかわる保険金収入が,風水害の事故が少なかったことにより減となったものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明を申し上げますので,172ページをお開き願いたいと存じます。  農業共済事業特別会計の支出済額は3,522万6,032円で,予算現額に対しまして不用額が2,197万1,968円となっております。次に,執行の主な内容でございますが,家畜共済は死廃,病傷による被害に対する補てんを実施し,農家経営の安定に努めてきたものでございます。次に,不用額の主なものでございますが,園芸施設共済において共済事故が少なかったことによるものでございます。  以上をもちまして,農業共済事業特別会計の決算説明を終わらせていただきます。
     次に,174ページをお開き願いたいと存じます。  議案第125号,マイコンシティ事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額147億6,591万円に対しまして,歳入決算額は8億9,121万5,470円,歳出決算額は8億9,118万7,329円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は2万8,141円となっております。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,177ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款財産収入は,収入済額8億8,993万3,440円で,予算現額に対しまして138億7,482万9,560円の減となっております。これは主としてマイコンシティ用地の売払収入が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。3款諸収入は,収入済額117万1,268円で,予算現額に対しまして13万4,268円の増となっております。これは主として職員健康保険料納付金が当初の見込みを上回ったことによるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明を申し上げますので,178ページをお開き願いたいと存じます。  マイコンシティ事業特別会計の支出済額は8億9,118万7,329円で,予算現額に対しまして不用額が138億7,472万2,671円となっております。次に,執行の主な内容でございますが,マイコンシティへの企業誘致活動を実施し,マイクロエレクトロニクス関連企業2社に土地分譲を行ったものでございます。次に,不用額の主なものでございますが,マイコンシティ用地購入費の減によるものでございます。  以上をもちまして,経済局関係の決算議案の説明を終わらせていただきます。 ◎蟹江徹也 健康福祉局長 健康福祉局関係の特別会計決算につきましてご説明申し上げますので,180ページをお開き願いたいと存じます。  初めに,議案第126号,国民健康保険事業特別会計でございますが,まず決算調書でございますが,歳入歳出予算額667億6,743万5,000円に対しまして,歳入決算額は621億1,719万4,940円,歳出決算額が614億9,303万4,402円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は6億2,416万538円となりまして,平成10年度へ繰り越しされるものでございます。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,183ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款国民健康保険料は,収入済額263億91万7,061円で,予算現額に対しまして6億6,390万6,939円の減となっております。これは主に一般被保険者の保険料収納率が見込みを下回ったことに伴う現年度分保険料の減によるものでございます。3款国庫支出金は,収入済額197億151万7,206円で,予算現額に対しまして16億6,678万1,794円の減となっております。これは主に一般被保険者の医療費が見込みを下回ったことによるものでございます。4款療養給付費交付金は,収入済額51億8,185万3,675円で,予算現額に対しまして19億5,937万5,325円の減となっております。これは主に退職被保険者等の医療費が見込みを下回ったことによるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,184ページをお開き願いたいと存じます。  国民健康保険事業特別会計の支出済額は614億9,303万4,402円で,予算現額に対しまして不用額が52億7,440万598円となっております。執行の主な内容でございますが,療養給付費,療養費,高額療養費の給付のほか,出産育児一時金,葬祭費の給付を行うとともに,老人保健医療費拠出金を負担し,被保険者の健康保持及び増進を図るための保険事業を実施したものでございます。不用額の主な内容といたしましては療養給付費でございまして,医療費が見込みを下回ったことによるものでございます。  以上をもちまして,国民健康保険事業特別会計決算の説明を終わらせていただきます。  次に,186ページをお開き願いたいと存じます。  議案第127号,交通災害共済事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額4億2,469万4,000円に対しまして,歳入決算額は3億8,963万6,643円,歳出決算額が3億4,409万6,799円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は4,553万9,844円となりまして,平成10年度へ繰り越しされるものでございます。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,189ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款共済掛金収入は,収入済額2億4,961万350円で,予算現額に対しまして3,448万2,650円の減となっております。これは共済加入者数が見込みを下回ったことによるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,190ページをお開き願いたいと存じます。  交通災害共済事業特別会計の支出済額は3億4,409万6,799円で,予算現額に対しまして不用額が8,059万7,201円となっております。執行の主な内容でございますが,交通事故が増加する中で,相互扶助の精神に基づき,加入者37万215人,加入率30.4%と加入の促進を図りながら,被災者の方々に対しまして共済見舞金を支給し,福祉の増進に努めたものでございます。不用額の主な内容といたしましては,共済見舞金の支給が見込みを下回ったことによるものでございます。  以上をもちまして,交通災害共済事業特別会計決算の説明を終わらせていただきます。  次に,192ページをお開き願いたいと存じます。  議案第128号,母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額2億7,366万7,000円に対しまして,歳入決算額は2億7,565万4,425円,歳出決算額は2億6,436万1,680円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は1,129万2,745円となりまして,平成10年度へ繰り越しされるものでございます。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,195ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容といたしましては,3款諸収入は,収入済額1億5,785万7,425円で,予算現額に対しまして199万7,425円の増となっております。これは主に貸付金元利収入の増によるものでございます。4款市債は,収入済額7,749万4,000円でございまして,これは国庫貸付金によるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,196ページをお開き願いたいと存じます。  母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計の支出済額は2億6,436万1,680円で,予算現額に対しまして不用額が930万5,320円となっております。執行の主な内容でございますが,母子家庭及び寡婦の経済的自立と生活意欲の助長を図るため,事業継続資金等の各種貸し付けを実施したものでございます。  以上をもちまして,母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算の説明を終わらせていただきます。  次に,200ページをお開き願いたいと存じます。  議案第129号,老人保健医療事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額627億6,537万9,000円に対しまして,決算額は歳入歳出とも同額の588億2,687万2,233円でございます。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,203ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容といたしましては,1款支払基金交付金は,収入済額399億8,636万7,719円で,予算現額に対しまして25億4,312万1,281円の減となっております。これは医療給付費が見込みを下回ったことによるものでございます。2款国庫支出金は,収入済額123億9,800万3,359円で,予算現額に対しまして10億9,255万3,641円の減となっております。これは医療給付費が見込みを下回ったことによるものでございます。3款県支出金は,収入済額31億4,598万9,813円で,予算現額に対しまして2億2,667万4,187円の減となっております。これは医療給付費が見込みを下回ったことによるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,204ページをお開き願いたいと存じます。  老人保健医療事業特別会計の支出済額は588億2,687万2,233円で,予算現額に対しまして不用額が39億3,850万6,767円となっております。執行の主な内容でございますが,市民の老後における健康の保持と適切な医療の確保を図るため,老人保健医療事業の対象者に医療費から一部負担金を控除した額を給付したものでございます。不用額の主な内容といたしましては,医療給付費が見込みを下回ったことによるものでございます。  続きまして,206ページをお開き願いたいと存じます。  議案第130号,公害健康被害補償事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額1億8,860万9,000円に対しまして,歳入決算額は1億8,535万3,269円で,歳出決算額は1億1,817万6,022円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は6,717万7,247円となりまして,平成10年度へ繰り越しされるものでございます。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,209ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容といたしましては,1款分担金及び負担金は,収入済額6,635万円で,おおむね予算どおりの収入でございます。2款財産収入は,収入済額503万6,000円で,予算現額に対しまして96万4,000円の減となっております。これは基金利子収入の減によるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,210ページをお開き願いたいと存じます。  1款公害健康被害補償事業費の支出済額は1億1,817万6,022円で,予算現額に対しまして不用額7,043万2,978円となっております。執行の主な内容でございますが,公害病被認定者に対する療養補償金等の給付を行ったものでございます。不用額の主な内容といたしましては,遺族補償金等の給付が見込みを下回ったことによるものでございます。  以上で公害健康被害補償事業特別会計決算の説明を終わらせていただきます。  続きまして,老人保健施設事業特別会計の決算につきましてご説明申し上げますので,212ページをお開き願いたいと存じます。  議案第131号,老人保健施設事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額4億4,718万1,000円に対しまして,決算額は歳入歳出とも同額の4億2,809万4,335円でございます。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,215ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容といたしましては,1款使用料及び手数料は,収入済額1億8,122万537円で,予算現額に対しまして2,113万463円の減となっております。これは施設利用者が見込みを下回ったことによるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,216ページをお開き願いたいと存じます。  1款老人保健施設事業費の支出済額は3億8,935万8,401円で,予算現額に対しまして不用額が1,608万5,599円となっております。執行の主な内容でございますが,リハビリテーション,看護,介護を中心とした医療ケアを必要とする高齢者に対し,入所及び通所による施設療養サービスを行ったものでございます。不用額の主な内容といたしましては,療養事業にかかわる委託料等が見込みを下回ったことによるものでございます。2款公債費の支出済額は3,873万5,934円で,予算現額に対しまして不用額が1,066円となっております。執行内容といたしましては,既往債に対します利子等の償還でございます。  以上をもちまして,健康福祉局関係の説明を終わらせていただきます。 ◎岡部三郎 港湾局長 港湾局関係の特別会計決算につきましてご説明申し上げますので,218ページをお開き願いたいと存じます。  議案第132号,港湾整備事業特別会計についてでございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額21億7,134万2,000円に対しまして,決算額は歳入歳出とも同額の20億4,183万9,843円となっております。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,221ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款使用料及び手数料は,収入済額11億574万5,800円で,予算現額に対しまして1,575万7,800円の増となっております。これは主に使用許可面積の増加に伴う埠頭用地使用料の増によるものでございます。3款繰入金は,収入済額7億1,872万1,874円で,予算現額に対しまして1億902万9,126円の減となっております。これは港湾整備事業基金繰入金の減によるものでございます。5款諸収入は,収入済額3,271万3,701円で,予算現額に対しまして3,516万4,299円の減となっております。これは主に電気料金納付金の減によるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,222ページをお開き願いたいと存じます。  港湾整備事業特別会計の支出済額は20億4,183万9,843円で,予算現額に対しまして不用額が1億2,950万2,157円となっております。主な執行内容といたしましては,貨物を安全に保管するための上屋建物及び本港で事業活動される事業者のための港湾共同事務所の補修を行ったところでございます。また,東扇島コンテナターミナルにつきましては,より効率的かつ安全なターミナル運営を図るための整備を初め施設管理業務を行いました。さらに,コンテナターミナル後背地で整備が進められていた輸入促進基盤施設の中核となるかわさきファズ物流センターが竣工いたしました。なお,不用額の主な内容といたしましては,東扇島コンテナ機能施設整備事業のうち,光熱水費が見込みを下回ったことによるものでございます。  以上で港湾局関係の特別会計の決算につきましてご説明を終わらせていただきます。 ◎飯村富子 市民局長 市民局関係の特別会計決算につきましてご説明申し上げますので,224ページをお開き願いたいと存じます。  議案第133号,勤労者福祉共済事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額2億3,991万4,000円に対しまして,歳入決算額は1億9,477万7,201円,歳出決算額は1億8,089万364円となっております。したがいまして,歳入歳出差引残額は1,388万6,837円となります。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,227ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款共済掛金収入は,収入済額1億1,484万1,000円で,予算現額に対しまして665万9,000円の減となっております。これは共済会員が当初の見込みを下回ったことにより減となったものでございます。3款繰入金は,収入済額5,612万4,020円で,予算現額に対しまして1,819万6,980円の減となっております。この主なものは,勤労者福祉共済福利厚生資金貸付金の申込件数の減に伴い,金融機関に対する預託金の減により,一般会計からの繰入金が減となったことによるものでございます。5款諸収入は,収入済額1,267万4,561円で,予算現額に対しまして1,946万4,439円の減となっております。この主なものは貸付金元利収入で,勤労者福祉共済福利厚生資金貸付金の申込件数の減に伴い,金融機関に対する預託原資の減少によるものでございます。  次に,歳出決算の主な内容につきましてご説明申し上げますので,次のページをお開き願いたいと存じます。  勤労者福祉共済事業特別会計の支出済額は1億8,089万364円で,予算現額に対しまして不用額が5,902万3,636円となっております。執行の主な内容といたしましては,中小企業に従事する勤労者が安心して働ける環境づくりと,中小企業の振興を推進するための勤労者福祉共済制度による給付事業,厚生事業及び貸付事業でございます。不用額の主なものは,貸付事業費の減によるものでございます。  以上で市民局関係の説明を終わらせていただきます。 ◎瀧田浩 環境局長 環境局関係の特別会計の決算につきましてご説明申し上げますので,236ページをお開き願いたいと存じます。  初めに,議案第134号,廃棄物海面埋立事業特別会計でございます。  まず,1)の決算調書についてでございますが,歳入歳出予算額2億9,204万7,000円に対しまして,歳入決算額は2億8,495万7,143円,歳出決算額は2億4,639万8,195円となっております。したがいまして,歳入歳出差引残額は3,855万8,948円となりまして,これは平成10年度へ繰り越されるものでございます。  次に,款別決算調書についてでございますが,その主な内容につきましてご説明申し上げますので,239ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,3款諸収入の収入済額は2億3,526万7,820円で,予算現額に対しまして701万3,180円の減となっております。これは主に廃棄物等処分収入の減によるものでございます。次に,4款市債の収入済額は4,900万円で,予算どおりの収入となっております。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,240ページをお開き願いたいと存じます。  廃棄物海面埋立事業特別会計の支出済額は2億4,639万8,195円で,予算現額に対しまして不用額が4,564万8,805円となっております。支出の主な内容といたしましては,都市施設廃棄物の受け入れにかかわる事業費及び市債の償還経費でございます。なお,不用額の主な内容といたしましては,工事請負費の未執行並びに予備費の未使用によるものでございます。  続きまして,242ページをお開き願いたいと存じます。  議案第135号,墓地整備事業特別会計でございます。  まず,1)の決算調書についてでございますが,歳入歳出予算額9億715万円に対しまして,歳入歳出決算額はともに8億9,522万3,828円でございます。  次に,款別決算調書についてでございますが,その主な内容につきましてご説明申し上げますので,245ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款繰入金の収入済額は2億3,022万3,828円で,予算現額に対しまして1,191万5,172円の減となっております。これは一般会計からの繰入金の減によるものでございます。次に,4款使用料及び手数料の収入済額は6億6,500万円で,予算どおりの収入になっております。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,246ページをお開き願いたいと存じます。  墓地整備事業特別会計の支出済額は8億9,522万3,828円で,予算現額に対しまして不用額が1,192万6,172円となっております。支出の主な内容といたしましては,新形式墓所の造成工事及び用地取得に要した経費でございます。なお,不用額の主な内容といたしましては,墓地整備事業の設計委託料及び工事請負費の一部が不要となったものでございます。  続きまして,248ページをお開き願いたいと存じます。  議案第136号生田緑地ゴルフ場事業特別会計でございます。  まず,1)の決算調書についてでございますが,歳入歳出予算額4億1,810万1,000円に対しまして,歳入決算額は4億1,912万1,154円,歳出決算額は4億627万6,626円となっております。したがいまして,歳入歳出差引残額は1,284万4,528円となりまして,これは平成10年度へ繰り越されるものでございます。  次に,款別決算調書についてでございますが,その主な内容につきましてご説明申し上げますので,251ページをお開き願いたいと存じます。  歳入決算の主な科目別内容でございますが,1款使用料及び手数料の収入済額は3億4,999万84円で,予算現額に対しまして103万2,084円の増となっております。これは管理許可面積の増によるものでございます。  次に,歳出決算の内容につきましてご説明申し上げますので,252ページをお開き願いたいと存じます。  生田緑地ゴルフ場事業特別会計の支出済額は4億627万6,626円で,予算現額に対しまして不用額が1,182万4,374円となっております。支出の主な内容といたしましては,ゴルフ場内の用地取得,電磁誘導カート設置等工事に要した経費並びに用地取得にかかわる市債の償還経費でございます。なお,不用額の主な内容といたしましては,委託料等の一部未執行によるものでございます。  以上で環境局関係の決算議案の説明を終わらせていただきます。 ◎井上裕幸 まちづくり局長 まちづくり局関係の特別会計決算につきましてご説明申し上げますので,254ページをお開き願いたいと存じます。  議案第137号,溝口駅北口地区市街地再開発事業特別会計でございます。  まず,決算調書でございますが,歳入歳出予算額295億520万9,000円に対しまして,歳入決算額は262億3,008万611円,歳出決算額は262億152万611円でございます。したがいまして,歳入歳出差引残額は2,856万円となっております。なお,翌年度へ事業を繰り越ししたことによります繰り越し財源が2,856万円でございます。  続きまして,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので,257ページをお開き願いたいと存じます。  まず,歳入決算の主な科目別内容でございます。1款国庫支出金の収入済額24億7,990万1,000円は,予算現額に対しまして8,009万円の減となっております。この主なものは国の補助金の認承減によるものでございます。2款財産収入の収入済額95億6,913万8,336円は,予算現額に対しまして21億4,609万2,664円の減となっております。この主なものは代替地売払収入の減によるものでございます。3款繰入金の収入済額56億8,266万1,067円は,予算現額に対しまして4億6,591万3,933円の減となっております。この主なものは,公債費の既往債利子の借入利率の減により,一般会計からの繰入金が減となったものでございます。5款諸収入の収入済額5,401万9,208円は,予算現額に対しまして5億8,002万1,792円の減となっております。この主なものは,再開発ビルの事前使用に伴う光熱水費及び登録免許税を立てかえ払いする必要がなくなったため,負担金収入が減となったものでございます。6款市債の収入済額63億4,000万円は,予算現額に対しまして300万円の減となっております。この主なものは,国庫補助金の減により,起債額の減となったものでございます。  続きまして,歳出決算の主な内容につきましてご説明申し上げますので,次の258ページをお開き願いたいと存じます。  溝口駅北口地区市街地再開発事業特別会計の支出済額は262億152万611円,翌年度繰越額は2,856万円でございまして,不用額は32億7,512万8,389円となっております。執行の主な内容でございますが,施設建築物の建設工事費及び権利変換に対する補償金等の支払いを行ったものでございます。なお,不用額の主なものは,再開発ビルの登録免許税が不要になったこと,代替地の未処分に伴い,減債基金への積み立てができなかったことによるものでございます。  以上でまちづくり局関係の特別会計決算の説明を終わらせていただきます。
    ◎君嶋武胤 総合企画局長 総合企画局関係の特別会計決算につきましてご説明申し上げます。260ページをお開き願います。  議案第138号,公共用地先行取得等事業特別会計でございます。  初めに,決算調書でございますが,歳入歳出予算額400億3,587万円に対しまして,歳入決算額は286億1,316万7,705円,歳出決算額は284億7,080万7,705円で,歳入歳出差引残高は1億4,236万円でございます。  次に,款別決算調書でございますが,主な内容につきましてご説明申し上げますので263ページをお開き願います。  まず,歳入決算の主な内容でございますが,1款使用料及び手数料は,収入済額2億1,227万6,530円で,予算現額に対しまして3,939万6,530円の増となっておりますが,これは主として行政財産使用料の増によるものでございます。2款財産収入は,収入済額187億8,123万2,326円で,予算現額に対しまして7億4,828万5,674円の減となっておりますが,これは主として土地売払収入の減によるものでございます。3款繰入金は,収入済額35億422万721円で,予算現額に対して1億3,101万2,279円の減となっておりますが,これは主として公債費利子等の一部不用に伴う一般会計からの繰入金の減によるものでございます。6款市債は,収入済額60億5,900万円で,予算現額に対しまして105億8,300万円の減となっておりますが,これは用地取得費の一部未執行によるものでございます。  次に,歳出決算の内容でございますが,次の264ページをお開き願います。  公共用地先行取得等事業特別会計の支出済額は284億7,080万7,705円,翌年度繰越額が1億4,236万円で,予算現額に対しまして不用額は114億2,270万2,295円となっております。主な内容は,公共用地の先行取得等事業として16件,2万5,213.91平方メートルの用地を取得したものでございます。なお,不用額の主な内容は,用地取得の一部未執行によるものでございます。  以上で総合企画局関係の決算議案の説明を終わらせていただきます。 ○飯塚双葉 委員長 以上で理事者の説明は終わりました。  お諮りいたします。本日の委員会はこの程度をもちまして終了いたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○飯塚双葉 委員長 ご異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。  なお,この際,本委員会の今後の審査日程をお知らせいたします。まず,明日8日及び9日は各会計に対する書類審査を行います。また,10日,11日及び来週の14日の3日間は各会計の決算議案に対する質疑を行います。いずれも午前10時から本議場において開会いたします。なお,質疑を行う委員は,会派ごとに取りまとめて,9日の午後3時までに発言通告書を提出していただくようお願いを申し上げます。  それでは,これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。                 午前11時39分閉会...